飛行機ざんまいシアトル旅行記③ Future of Flight と Boeingエバレット工場 と Paine Field 行ってきた!
飛行機ざんまい旅行記②の続き。
航空博物館の翌日は、いよいよ念願のエバレット工場へ!
エバレットへGO! byレンタカー
エバレットにはボーイングの工場をはじめ飛行機の博物館もいくつかあったので、ぱのこたちのペースでじっくり見て回りたいなーって思い、こちらもオプショナルツアーでなく、レンタカーで自力で行くことにしました。
ぱのこたちはシアトル・タコマ空港すぐ近くのホテルを拠点にしてたので、空港からシャトルバスに乗ってSeaTac Rental Car Facilityというレンタカーセンターへ向かいました。日本の旅行会社に手配してもらったバウチャーで手続きを済ませ、レンタカーに乗り込み出発したのは9時半ごろ。
このときすでに予定してた出発時刻から30分遅れてたけど、Boeing tour(ボーイング工場見学ツアー)は10時半出発のグループに予約してたから、多分ギリギリ間に合うだろうと思っていたのは甘かった!この通りシアトルのハイウェイは大渋滞…
平日の朝だから、通勤ラッシュだったのかな?シアトルのダウンタウンエリアを抜け切るまでずっとこの状態でした。
でもせっかく海外でドライブしてるんだから、観光しましょ!ぱのこ助手席だし。
左手に見えてきたのはシアトル・マリナーズのホーム球場『Safeco Field(セーフコ・フィールド)』。
フューチャー・オブ・フライトからボーイング工場見学へ出発
Future of Flight(以下、FOF)到着。このとき10:50。予約してた工場見学ツアーに20分遅刻…
事前にHPから予約購入して自宅でプリントアウトしたチケットを受付カウンターに恐る恐る渡してみる。
「We're afraid …モゴモゴ」
「11時の回で行ってね」 あっさり…
ってことで、11時まであと5分。急いでロッカーに荷物やら上着やら詰め込み、見学オリエンテーションのあるシアターへダッシュ。
見学へはカメラやスマートフォンの持ち込み厳禁。“ボーイングは国家なり” だもんね。
機種ごとに違う建屋を見て回るエバレット工場見学
シアターでビデオを見て、ガイドのお姉さんと警備員から念押しでスマホ持ち込むなと釘を刺された後バスに乗り込み、最初に747-8の工場建屋前に連れてきてもらいました。
地下への階段を降りると、巨大な地下通路が!工場地下に張り巡らされた通路にはアドレスがあって、迷ってもそのアドレスで自分がどの建屋の地下のどの辺にいるのか分かる仕組みになってるだとか。
地下通路について一通り説明を受けた後、巨大なエレベータに乗っていよいよ工場へ!
翼の制作や移動専用の大きなクレーンや、大韓航空オーダー747-8の最終仕上げ工程の様子を見学しました。
再びバスに乗り込み、次は777の工場へ。
機体表面保護のための緑の塗料が塗られた機体ばかりで、どのエアラインがオーダーしたものか分からず…
大きな建屋に、777のフォルムに組み上がりつつある機体がたくさん並んでて「なんて壮大な工場なんだ!」
最後に連れてきてもらったのはドリームライナー(787)の工場。
なんと!全日空の塗装がされたシップのほぼ完成間近の状態を見ることができました。
他にも、いろんなエアライン柄を見ましたが、忘れちゃった。
これらのシップがあと数ヶ月もしたら、お客さんを乗せて世界中を飛び回るようになるんだなーって思うとキュンキュンする。
フューチャー・オブ・フライトで買い物とか休憩とか
ツアーのプログラムが終わり、バスから降りたらFOFの売店前。ハイハイ、いろいろ買いましたよ。
今年はボーイング創立100周年のメモリアルyearということで、BIRTHDAY CAKEと100年記念USBメモリ。
100周年記念商品はどれもセールになってて、CAKEはなんと9割引きの1ドル、USBメモリも4割引の6ドルで購入することができました。
特にUBSメモリは全部買い占めてオークションで売りたい!って一瞬思ったけど、止めておきました…
他にも、ドリームリフターの絵ハガキやら、Boeingロゴ入りパーカーやら、“If it's not Boeing, I'm not going!(ボーイングじゃなきゃ乗らない!) ” なんて書いてあるマグネットやら買いました。
ランチタイムはFOF内の『PAPER PLANE CAFE』で。
ペインフィールドでドリームリフターやらアントノフやらテストフライトやら目撃
休憩後は、ペインフィールドの滑走路が見渡せるFOF屋上デッキへ。
頭隠して尻隠さずなドリームリフターがいたり、
アントノフがボーイングの一大拠点にいることに混乱したり、
滑走路に進入するときに目撃したアントノフの正面から見た姿がブサカワだったり、
そしてアントノフが「よっこいっしょ」って言わんばかりのtake offを見せてくれたり、
ANAの787新造機のreject take off(離陸中断)テストを目撃したり、 www.youtube.com
テスト機以外もう一機、塗装が完了してないANAシップがあったり、
他にも、
中国東方航空の787が目の前でgo around(着陸やり直し)テストを披露してくれたり、
デッキにいた飛行機好きおじさんにTWR(管制塔)の無線周波数が132.95ってことを教えてもらって、さっそく持参したmyエアバンドレシーバーでATC(管制官とパイロットとの無線交信)を聴いてみたり、
そんなマニアックな見学を楽しみました。
フューチャー・オブ・フライト館内の記念写真サービスを利用すべし!
最後に、FOF館内の展示を見て回る。
改めて、HAPPY BIRTHDAY BOEING !! 100歳おめでとう!
787用のロールスロイス製エンジンって、ついこないだ不具合でANAが大変な目に遭ってたよね。GE製を選んだJALはセーフだったという…w。
モデル体型777!ぱのこ一番のお気に入り機種。
787の知見を盛り込むという777X、すっごい楽しみだー!
FOF展示室の一部。これの3倍ぐらいの広さはあった!
展示室の真ん中付近にミニ写真スタジオがあって、そこで写真を撮ってもらうと、以下のカードが手渡されます。
カードに示されたサイトへアクセスしPWを入力すると、撮ってもらった写真とエバレット工場の様子等いろんな背景を合成した写真データを無料でDLすることができます。
FOF見学の際はぜったい利用すべし!
※写真スタジオ横の読取り機にカードをかざせば、すぐ合成写真を作って指定アドレスへメールを送ることもできます!
ボーイングEverett工場 見学の手引き
ホームページ→ Boeing Tour Seattle (½ Hr N), Everett WA, Future of Flight
チケットの事前購入→ Boeing Tour Tickets - Future of Flight Aviation Center - Seattle
以前は現地の受付で購入するより事前のオンライン購入のほうが$2ほど安かったようですが、現在は、現地購入もオンライン購入もチケット代は同額です。
!オプショナルツアーで見学される方は、チケット事前購入は不要です!見学ツアースケジュール→ 最早出発 9:00 ~ 最終出発 15:00
日によって特別なスケジュールで実施されることもあるみたい。
最新の情報はサイトでご確認ください。閉館日→ サンクスギビングデーとクリスマスデーと元日
最新の情報はサイトでご確認ください。
ちなみに、サンクスギビングデーとは毎年11月第4木曜日の設定だそうです。レンタカー使って自力で行く→ レンタカー比較サイト
オプショナルツアーで気楽にサクッと行く
Museum of Flight(航空博物館)とセットになったツアーはコチラ
ボーイング工場見学と航空博物館ツアー(7:30ホテルお迎え~14:30ホテル着)
ボーイング工場見学と航空博物館ツアー(8:00ホテルお迎え~15:00ホテル着)
飛行機三昧ツアー/エバレット工場+Flying Heritage Collection+Museum of Flight
(8:00ホテルお迎え~17:00ホテル着)
飛行機ざんまいシアトル旅行記④に続く…