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アイデアだ!

ぱのこが生活で工夫していること、失敗から得たこと、その他勝手気ままに書いてみる

ネガワット取引・デマンドレスポンス っていろいろで応用できる!①

ビジネスアイデア

ネガワット取引
デマンドレスポンス
って何のことかご存知でしょうか??
その前に、この2つのキーワードを知るには、最近よく耳にするようになった、スマートグリッドだの、スマートシティだの、スマートなんちゃらっていうのを知る必要があります。

スマートグリッド・スマートシティとは?

f:id:panoco:20160910175245j:plain:left 要は、電力会社が一方的に流してくれる電気を好きな時に好きなだけ使う時代は終焉を迎えつつあり、代わって、これから更に台頭してくる再生可能エネルギーを無駄なく有効活用するために、インターネット技術で、電気をいつ使う?いつ溜める?をコントロールできる電力システムのことをスマートグリッドと呼び、このシステムを備えた街をスマートシティと呼びます

デマンドレスポンスとは?

再生可能エネルギーって発電が不安定。太陽光発電は天気によって発電量が変動するし、風力もどれだけ発電できるのかを前もって予測するのが非常に難しい。なので、電気を使う側が再エネの調子に合わせてあげるというのを実現する仕組みがスマートグリッドにあります。そしてこの “電気を使う側が発電側に調子を合わせてあげる” というのがデマンドレスポンスです。

例えば、今から掃除機を掛けようとしているAさんがいます。ところが、空は雲が厚くなってきて、太陽光の発電が想定より少なくなりそうという状況です。これをスマートグリッドの仕組みが感知して、Aさんに「ちょっと待った!」を掛けるのです。この「待った」に応じてAさんは掃除機掛けるのを止めました、というのがデマンドレスポンスです。

ネガワット取引とは?

ネガワット取引もトリガーは似た感じ。
例えば、100発電する予想の太陽光発電所から、電気を60もらう予定のB工場と、40もらう予定のC工場がありました。しかし天気予報が外れて、60しか発電できなさそう。
電気が足りなくなる状況を感知したスマートグリッドの仕組みは、B工場C工場に節電要請を発信したところ、B工場はどうしても60の電気が必要という。
いっぽう、C工場は製造ライン1つを止めて節電できるうえ、足りない分は所有する蓄電池で補うことができるから、受け取る予定だった40の電気をキャンセルするというデマンドレスポンスをし、その対価として節電報酬を受け取りました。

つまり、C工場が使う予定だった電気をスマートグリッドの仕組みに返上することにより、B工場の電気を使いたいという需要と、C工場の電気を受け取らないという価値の交換がスマートグリッド上で行われ、スマートシティ内の電力安定供給が成立した、というのがネガワット取引です。
ネガワットとは “ネガティブ(積極的に使わない)+ ワット(電気)” の造語で、節電することにより電気を使わないという価値を取引するのがネガワット取引です。

ネガワット取引・デマンドレスポンスって電気以外にも応用できる!

スマートグリッドもネガワット取引もデマンドレスポンスも電力業界の専門用語だけど、それらが発生する一連の流れって、電気の話に限ったことではないんじゃないかな?って思うのです。
電気の場合、
1.
スマートシティ内の需給逼迫がトリガーとなって、
2.
それを解消するための節電要請が、
3.
スマートグリッドというインフラを介して発信され、
4.
応じることができる人は電気使用権返上をデマンドレスポンスという形で意思表示することで、
5.
浮いた電気の供給と、電気を使いたいという需要が、スマートグリッド上で取引される、
というのが一連の流れ。

これを電気の話にしない場合、例えば、
1.
あるエリアで非常に困った事態になることがトリガーとなって、
2.
それを解消するための「HELP!」が、
3.
スマホとかのデバイスで発信され、
4.
それを受信した解決策を持ってるDさんがリアクションし、
5.
それで助かるEさんがDさんに謝礼をする、
みたいな。
この仕組みをどんな状況で活かせるか、ぱのこのアイデア次のエントリーで紹介します。